つくりての想い。

2004年2月21日
昨日は「ロードオブザリング」という
映画を観てきました。
ひじょーに長い映画でした。
でも、人が物を作り出すエネルギーというものを
感じる、「凄い映画」だと思いました。
観ながら、やはり「すなうつ」のことを考えていました。
「ロードオブザリング」は、「欲望を棄てれば、戦争はなくなる」ということを訴えた映画なんだと思うのですが、
一言もそういう言葉がありません。でも、
三部作。総上映時間9時間強の壮大な
映像と物語と役者の演技だけで、この一つの
言葉を描いておりました。
この、なんて言ったらいいのか、わかんないけど、
映像としていかに、主題を訴えるか。という
ことに挑戦してる作品が、観てて、疲れるけど、
でも、監督とかの熱い想いがすばらしいと思いました。
主役のイライジャ君が、繊細で、凄い演技をして
おりました。今度、「スマスマ」に来るんだよね。
楽しみー。
彼は、なんか、萩尾望都の中に出てくる
キャラに、凄く似てますよ。うん。
漫画の中の美少年みたいです。

帰りに「プシコ」買ってきてしまいました。
「スマップクロニクル」という特集です。
第一回はNHK紅白歌合戦大トリについてです。
私、あまり頭が良くないので、篠原先生の文章は
難しいです^^;。まだちゃんと把握できていません。
ただ、びっくりしたのは、彼女があの前説を
「意味の付加されていない玉音放送にさえ例えられる」という
一文を書いてたことです。
うーむむ。凄いこと書いてるなーって^^;。
(この一文では誤解も招くと思います。よかったら、
皆さん、全文読んでみてください。入手にご苦労されると
思いますが・・・)
あと、この前説により、スマップは「芸能界のスマップ」から
「日本国民のスマップになった」と書かれていました。
私としては、そこまではいってないと思うけどナー^^;って
感じですが・・・・。
私のあの前説の解釈は、中居さんの非常に謙虚な気持ちから
出てきた作戦だと思うのです。
彼は、自分たちに紅白の大トリを勤めるだけの
実力はない。とちゃんと思ってると思うのです。
でも、「世界に一つだけの花」は、この年の最高の
(売り上げや楽曲の内容や、世間での受け容れられ方)
楽曲であったことは確かです。その意味で、レコード大賞を
受賞してもおかしくないし、大トリでもおかしくありません。
でも、今まで紅白の大トリはヒット曲でなくても、
大御所が歌い収めてきました。
しかし、今回はスマップに。ということになりました。
そこで、中居さんは、あらゆる点を考えて、
この歌が、スマップだから、ということではなく、
歌自体の持つメッセージが日本中に受け容れられた
結果、こうなったのですよ。と、あらゆる人たちに
わかってもらうおとして、ああいう作戦に出たのでは?と
思うのです。この歌が、もはや自分たちだけのものでない。
社会がこのメッセージを承認してくれたから、
こうなった(紅白大トリ)んですよ。と訴えたかったんだと
思います。そして、中居さんは、今までに「家族会議を開こう」
とか、「ブラックフライデー(金スマ)」などで、社会問題を
取り上げた番組に取り組んだりしていました。
彼は、普段はおちゃらけてる姿を多く見せてるけど
ひょっとしたら、まじめに、タレントとして、自分が
社会に何か、少しでもプラスの意識を訴えていけるなら
そうしたいと思っておられるのかもしれない。と
思いました。そういう普段からの意識が
ああいう紅白の大トリという、より大勢の人に
観てもらえるというチャンスを得たことにより、
あの場面で昇華したのではないか?と思っております。
そして、そういう自分のことを
前面に出さず、一番最初の一声を木村さんに
割り振りました。このことで、世間は木村さんが
この前説を考えたのだ、と認識するようになりました。
これも、中居さんの計算かもしれません^^;。
あくまでも、自分は黒子に徹するという・・・。
(ファンにだけは、打ち明けるけど^^;)
ま、とにかく、真相はわかりませんが、
あの前説で、日本中が感動し、口ウうるさいマスコミは
いつもだったら、「歌のあまりうまくないアイドルが
紅白の大トリとは
情けなないものだ」とか言いそうなのに、それらの
声も、「世界に一つだけの花」という楽曲自身の力と、
前説の好評により、なりを潜めました。
そして、そして、なにより、紅白出場の大御所歌手達にも、
このスマップ大トリの異例事態を、今回は特別なこととして、
好意的に受け取ってもらうことに成功しました。
口さがなくて、わりと上下の厳しい芸能界では
こういうことも必要なのかもしれません。
ということで、私の勝手な解釈ではありますが、
これらのことをやってのけた、中居さん。
またまた、言っちゃいますが^^;、さすがです。
ファンだけでもね、おおいに褒めてあげたいし。
褒めても、いいでしょ?そうでしょ?しゃらんら〜。

「サムガ」に、和賀ちゃ登場(笑)。
やはり、ピアノの演奏って、難しいのね^^;。
一人二役やってて、おかしかった。かわいいなー。
しかし、中居さんのドラマの一番の問題は
彼の本編での演技力でなく、やはり、普段の
彼自身のドラマの扱いなのね^^;と
思いました。彼のドラマを作るスタッフさんも、
切ないでしょうねー・・・・。
しかし、その切なさも含めて、私は「白影」と「すなうつ」
チームの人たちが愛しくてなりません。
どんな障害があっても(爆)良いものをつくりたいという
「想い」があるということだもん。
がんばれ、「すなうつ」チーム。

(この日記は22日ぶんです)

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