へべれけな私

2004年2月23日
もうねー、月曜日は使い物になりません、私^^;。
今日も、ヘルパーの仕事の派遣先に、間違えて一時間も
前に行ってしまいました。第一話の時は道を間違えたし。
もう、最終回の翌日は、仕事を休むしかありませんね。

さてさて、怒涛の第六話の感想です。
第一話観た時ね、「すごーーーい、こんな凄いドラマ
観たことない」と感動と興奮に包まれました。
でも、第二話以降、少しお話が落ち着きまして、数字は
第一話よりだいぶ下がるわ、評価は賛否両論やらで、
自分としては面白く見てるのに、なんでかな???という
疑問と、ちゃんとした凄いドラマになるんだろうか?
という不信感が湧いてきてたのは事実です。
本音として、中居さんに「もう、殺人犯の役なんか
やならいでよーう;;」と思ったのも事実です。
でもね、第五話、第六話を観てきて、やはり、
こんな凄いドラマはない。と確信いたしました。
このドラマでね、演技というのは「バトル」なんだと
思いました。役者と役者が己の技術と魂をぶつけ合う
戦場。それが「ドラマ」とか「映画」の世界なのかな?と
。。。。
今回、色んなバトルがありました。
和賀VS田所
とうとう、田所に怒られちゃいましたね^^;、
和賀ちゃん。わたし、びっくりしました。そして、
和賀がやはりとても孤独の中にいたのだとわかりました。
彼が栄光を手にしても、幸福を手にはできないのだと、
田所の叱咤に、感じました。この時の和賀の複雑な
表情を観ていると、泣けます。
この時、和賀さんは「はい」くらいしか発しません。
でも、その表情で色んな感情がうずまいているのが
わかりました。凄いですねー。
和賀VS政界・財界の大物
こういシーン、実は好きなんです。ピアニスト和賀さんの
おすましなシーン。いかにも、有望な青年っぽい
演出とか演技とか。
こういう風に、和賀の手に入れるはずの栄華が
凄ければ凄いほど、和賀の破滅の後にくる
騒動が私達には予見できるわけで、本当に憎い演出ですね。
和賀VS関川
こちらも、すごかった。関川がマンションに訪ねてきた
時の和賀の「やっかいだなー、やれやれ」って感じの表情が
素敵^^。
お部屋での、お友達っぽい会話もグー。
ちょっと中居氏の台詞が聞きづらかったけど^^;。
関川は、玲子には冷たいことを言ってたけど、和賀の
子供でなく、自分の子供だとわかれば、玲子に優しく
したのかもしれないですね。それを確認に来たのでしょう。
案外、セコイけど良いやつなのかもー。(苦笑)
和賀VS麻生
これも、これも、大好きです。
なんか、和賀さん、大物っぽい。すてきー。
大物っぽい男性、好きです(^^;)。
芸術家と芸術家の男のプライドのぶつかりあいでしたね。
和賀が田所にだって、口出しさせない。みたいに言い切った
台詞がいいですねー。あと、「ざんねんでしたねー」みたいな
皮肉な笑顔も素敵。あさみの、敵討ちって、色んな掲示板で
書いてありました。なるほど。
しかし、このシーンが、後々、また何か起こる予告みたいで
怖いですね。
それにしても、なんで、中居さんあんなに大人の役者
さんと対面してて、一歩も引かない凄さはあるんでしょうね?
素敵です(こればっかり言ってますが)
関川VS今西
この取調べ室のシーンも大好き。
武田君、うまい。
渡辺さん、怖い。もし、和賀さんを取り調べるときも、
ああいう風に怒鳴っちゃうのですか?わーい(期待してる
鬼^^;な私)
そして、そしてメインイベントの
和賀VS今西
とうとう、来てしまいましたね「和賀さんですか」
って。今西たちの足音が近づいてくる時の瞳きょろきょろが
いいわー^^。
まさに追い詰められた男って感じ。
まさに、バトルです。
そして、振り返るまでに凄い形相で中空を睨みつけ、
色々瞬時に考えをめぐらせ、自分を落ち着かせて
振り返った其の顔は、困惑の和賀さんの顔。
ニコっと笑うでもなく、睨みつけるでもなく、
本当に困惑の顔でしたね。どういう気持ちなのか
はかり知ることもできない複雑な表情でした。
ナイス。そして、和賀のこの顔を凝視して、私達は
「やさしいきすをして」をまた聴くことになりました。
本当にねー、心臓に悪いドラマです。
夜、興奮やらなんやらで眠られなくなるし、睡眠が
浅くて、早く起きちゃうし、翌日ちゃんと仕事が
ある人は大変だと思います。どうせなら、金曜の
夜とかにやってほしいよー。
あと、玲子について・・・。
悲しい結末でしたね。でも、映画で彼女に相当する
キャラの島田ようこさんが、やはり和賀の子供を
宿して、同じように流産の時の出血死をしたので、
映画のとおりかな?と思いました。原作のエッセンス
(関川の子供)というのと映画のエッセンスをうまく
ミックスしたつくりで、よかったと思います。
彼女は関川にちゃんと愛されてたのに、和賀との
仲を疑われ、冷たい言葉を言われ、ストレスでなくなりました。
急な引越しも身体に負担をかけたのでしょう。
和賀のセーターのことも精神的に負担になったのかも
しれません。そう考えると、玲子は和賀さんに殺されて
しまったとも言えるかもしれません。
かわいそうでした。和賀は自分が捕まる恐怖だけでなく、
バーフォルテでの、苦悩の演奏が、少しでも玲子の
レクイエムのための演奏であってくれたら、
いいなーって、思いました。

綾香は、今回のことで思ったのですが、
もしかしたら、和賀を一人の男性として愛してはいないの
かもしれないと思いました。
お嬢様が手に入れた、綺麗なお人形とでも思ってるのかも
しれません。和賀と、一人の男と女として、対峙することができず、父親に訴えました。こういう女性では、やはり
和賀は心から愛することはできないのかな?と思いました。
今後彼女がどういう対応を見せていくのか注目です。

色々こまかく感想書きましたが、
やはり、最後に叫びます。
「こんなに凄いドラマ、ないよーう」(しつこい^^?;)
役者のこんだけの本気演技を引き出したということは
やはり「砂の器」という作品にはなにかしらの
魅力と魔力があるんでしょうねー。
脇役のすみのすみにいたるまで凄い演技のオンパレードで、
観てる私は上質の舞台演劇でもみているような
心地よさを感じます。
こういう演技で時代劇とか見てみたいなー。
ドラマは脇役で決まりますね。
今回、渡辺さんが今西刑事をやってくれて、本当に
よかったと思いました。
そして、そういう人と共演できて、こんなすごい 
作品に出られる、中居さんを凄いと、素直に
思いました。

中居ファン的ツボツボ感想は、また後日に〜。

興奮しすぎて、「わかちゅき」
忘れちゃった(;;)。

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