ネタがない^^;。

2004年3月21日
はー、土曜は「さむが」聴かなかったので、ネタがない
でーす。^^;。

さてさて、とうとう和賀さんの宿命が明かされるの
ですね。
もう、実は第9話で終わっても文句言わない。
なーんて気分なんですよ。永遠に未完でも
いいかなーなんて^^;。
そのくらい、この第9話第10話の描き方によって
自分がこの「すなうつ」を納得できるのかできないのか、
怖くて、怖くて怖くて、怖くて・・・(しつこい?)
千代吉さんの罪の深さとかかわいそう度によって、
和賀さんのかわいそう度があがるのがなんか
嫌なのです。
和賀さんが幸せな人生を送ってきた人だとしても、
最後、感動できるくらいの作品にして欲しいな。
あと、あまりにも泣ける、泣けるといわれると
ぷれっしゃーに思ってしまいます。
もし泣けなかったら、置いてきぼりみたいに
感じちゃうし。第9がそれで、失敗したのね^^;。
「いい意味で皆さんを裏切る展開」っていうのは、
もしかしたら、
関川とか、麻生が鬼にならないで、いい人になってたり、
いい人だったんだ。とわかるような展開だったって
ことなのかな?と思いました。
龍居さんの書くものは最後はあまりドロドロにならない
んですよね。そこが物足りなかったりするけど、
よいところでもありますね。
「しろかげ」も美樹子お嬢様と倫子の先生取り合いとか、
もっとドロドロになったかもしれないし、
小橋先生も倫子を好きになってしまい、三角関係。
みたいになってもおかしくないし。でも、そこを
描かないで、あくまでも本道を目指してるところが
すっきりしてていいと思います。ただ、
本当の人間って、そうそう物分りがいいものでも
ないと思うので、私が脚本を書いちゃうと、
美樹子はやっぱり、直江先生をあきらめ切れないし、
関川も、和賀を恨んじゃうんだよねー^^;
私、諦めが悪くて、根暗なのかも・・・・。
ただ、第9話で、成長した関川を描いてくれたから、
私のサイドストーリーの「宿命への道」が
生まれたわけで。何人かではありますが、感動して
いただけたということは、やはり龍居さんは
すばらしい人なのだと思いました。
私は、だたせきららに人の醜さとか現実のやるせなさや
恐怖を描いただけの作品より、現実が恐ろしく
無味乾燥だからこそ、何かしら物語には
救いやファンタジーのある作品が好きです。
ということで、今日はネタがないので、
「しろかげ」と「すなうつ」の勝手に感じた
共通点とか書いちゃおうと思います。
まず、
一番感じたのが女性の配置です。
「しろかげ」の倫子は、「すなうつ」ではもちろん
あさみですよね。つまり、主人公の救いの天使。
で、美樹子お嬢様が綾香お嬢様。どちらも
主人公の上司の娘です。(田所は、分野は違うけど、
和賀を自分の権力の一部として取り込んでるので、
部下かなーって)で、製薬会社の女性(菊川さんの
やったキャラ。名前失念^^;)が、玲子さん。
つまり、主人公にとって、都合のいい女。
まー、こんな風に列挙しますと、わりと
同じ構造をしてるんでは?と思ってしまいました。
だから、なんだ?。ということではなく、
似てルナーってことです^^;。
あと、石倉さんは、「すなうつ」では三木さんかな?と
思いました。石倉さんは直江の手のひらに命を
預けて死にました。そして、三木さんは和賀に
命を奪われました。
「しろかげ」の病院での描写は、
ほとんどを石倉さんという患者の
命にたいして、どれだけの手がほどこされたか?を
描いていました。そして、「すなうつ」は、
三木という人物の失われた命に対して、どれほどの
人が心を砕いたか?を描いたドラマになったと
思いました。もしかしたら、このドラマの主役は
三木さん?と思うくらい、彼の命と魂の存在感が
このドラマ全編を覆いつくしていたと思います。
どちらも、「命」を描いた作品だったんではないかな?と
思います。
ということで、「すなうつ」の三木さんに相当するのが、
石倉さんと直江の命。ってことになるのかな?と
思います。
で、小橋先生が「すなうつ」では、今西になるのかな?
ライバルであり、理解者になるというか・・・。

私ね、「しろかげ」がハリウッドでリメイクされたら
いいなーなんて思ってたんだけど、主人公の
自殺っていうのがあちらでは受け入れられないと
思うのです。宗教的に。で、「すなうつ」の
リメイクだったら、けっこう面白い作品になるん
じゃないかな?なんて思ったりしました。
すごい美形男優がね、(ディカプリオとか。ジョシュ君でも
いいかな?オーランド君もいいしー、ジュード・ロウさんも
いいな。)
栄光を目指して、その障害になる
人物を殺すんだけど、自分の良心の呵責に悩んだり、
栄光も捨てきれないし。みたいな凄く人生の深部を描いた
画期的な作品になると思います。
あとは、良心の呵責を描くってことが、ハリウッド映画では
なーんか、ありそうでなかったので、凄く珍しい
作品になると思うし、殺人事件の多いアメリカでこそ、
上映する価値がある作品になると思うのです。
「すなうつ」の対極にあるような作品が、私は
「オールザットジャズ」かな?と思ったりしています。
自分の夢や栄光のためには自分が殺してしまった
人に対する同情もなにもかも捨てきって、
裁判で勝利を勝ち取り、踊り子として、成功を
目指す女性のお話です。私は、あまりにもからっとしてて、
あの主役の女性たちを観て、恐怖映画のように
恐怖しました。
なんかね、間違えてるよ、アメリカさん。
って。でも、フロンティア精神であの地を勝ち取ってきた
人たちには、良心だ、罪だといっても通用しないの
かもしれないですね。
だからこそ、あえて、殺人の罪におののく人間を
描くことは、インパクトあると思うんだけど。

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