つぼつぼを忘れてました。
2004年3月27日「すなうつ」第十話、あまりの衝撃と感動に、
ファン的、ツボツボを羅列するのをしばし、忘れて
おりました。今回、中居さんの出た場面は
全てがツボツボでした。
綺麗とか、かっこいいとかそういうんじゃなく、
なんていうのか、本当にいい演技というか、すばらしかったです。
だけど、今まで続けてきたのだから、やっぱり
やらないもったいないので、やります。
まず、小さな電車に乗ってる和賀さんというのが、
珍しいもの観ちゃった。って思いました。
和賀さんって、なんか浮世離れした人だから、
普通の人と一緒に移動する電車に乗ってるのって、
不思議な感じ。つまり和賀さんは、飛行機か新幹線で
亀嵩に来たのですね。このシーン、「しろかげSP]の
電車の中の直江先生を少し思い出しちゃました。
あのシーンも好きだったのだ^^;。
で、話しは元に戻りますと、その電車での和賀さんの
お顔を見たときから、もう、私の心臓は
締め付けられておりました。まさに、自分の辛い人生と
三木さんとの出会い、そして、父との永遠の別れの舞台
であった、亀嵩の駅に何十年ぶりかでやってきた
男の、やるせない気持ちや、懐かしさとか本当に
ふくざーつな気持ちがビンビン伝わってくる表情で、
なんで、そんな顔できるん?中居さん。って
思ってしまいました。そして、給水塔を見たときの
顔。それから、電車が停車して、目を瞑り、見開いた時の
決心した顔。モー、最高^^。
そして、静かに田舎の駅に降り立ち、
黒いオーバーなので、本当に一人の死神さんでも
佇んでるような雰囲気です。
だんだん線路の端っこに行き、そして、ひざをついて、
嗚咽し、慟哭し、絶叫する。
でも、涙でないんだよね。演出として、涙があったほうが
よかったのかもしれないけど、泣かなかった。
きっと、監督が、中居さんに任せたのだと思います。
中居さんが泣いたなら、それもいいし、泣けなかったなら
それもいいと・・・。それとも、
まだ最終回を観てないので、なんともいえませんが、
もし、最終回に、秀夫が始めて涙するシーンがあるなら
それを際立たせるために、あえて涙、みせなかったのか?
どちらにしても、あそこで涙がなかったのが
実に、私は苦しかったです。目をそらしてしまいました。
なんかね、ドラマでは見せちゃいけない顔っていうのかな。
松雪さんの第9話の鼻水みたいな、なんていうのか、
お芝居を越えるリアルさっていうのかな。
本当に、こういうドラマ、観たことない。
そして、中居さんが泣けなかったのなら、
本当に、中居さんはスマップのことでしか
泣けないのかな。と、そう思ったら、それも
切なかったです。
絶叫したあと、「宿命」の音楽が鳴り響きました。
少しね、私は演出やりすぎだよーって、思ったのです。
でも、掲示板とかを読んでたら、あそこで、「宿命」が
完成したんだ。という意見を読んで、目からうろこが
落ちて、また泣いてしまいました。まさに、「宿命」は
和賀が作った作品で、作曲家としての使命は完成したけど、
和賀は、演奏者でもあるわけで、その彼が、「宿命」を
心を込めて演奏するには、この亀嵩まで来なければ
ならなかった。まさに、天才ピアニストたる
所以の行為なのですね。まいりました。ここまで来て、
そして、思いの丈を絶叫し、秀夫に戻ってこそ、
魂のこもった「宿命」を演奏できるということなのでしょう。
絶叫のあとの、放心したようなすっきりしたような
お顔が印象的でした。そして、納得したのか、
帰ろうとする和賀が見つけたのは、今西刑事でした。
少し気まずそうに今西刑事をみやる和賀さん。
この時の顔も、もー、めちゃかっこいい。
そして、今西は「もとうら・・ひでおさんですね」と
言い、和賀は「はい」と答える。この一連の
やりとりは、もう、ドラマ史上に残る名シーンと
なるでしょう。お侍映画とかで、よく決闘のシーンとかが
名シーンとして残ってるけど、これも、二人の男の
宿命と宿命の対決ではないですか?第七話の駐車場での
やり取りを超えたシーンだと思いました。
私、上の二人の会話で、大号泣しました。
はじめて和賀が、自分を秀夫を認めたことに。
何かを覚悟したように。本当に、すばらしい台詞の
やり取りでした。
そして、三日後、和賀は自分の部屋に別れを告げ、
ピアニカと「宿命」の楽譜をかばんに入れ、家を出ます。
もう、二度と戻ることのない部屋を。この一連の
シーンもいいですね。私たちもこのお部屋とは
ここでお別れなんですね。いとおしそうにピアノを
なでる和賀さんの手が、すべてを語っています。
ここまで手で演技できる役者は、中居氏以外にいまい。
(断言^^;)。
コンサートホールの控え室で気持ちを整える和賀さん。
そこに、綾香嬢が。この時の怖い顔もすてきーっつ^^。
そして、田所代議士も来ちゃいました。
綾香嬢には冷たいのに、田所さんには
挨拶する和賀さん。こういうシーンからも、
私は、和賀は、綾香より、田所に思い入れがあったんじゃ?と
思っちゃうわけです^^;。
そして、二人が出て行ったあと、扉のこちらで
小さく侘びの礼をしちゃう和賀さん。
これは、「しろかげ」の第6話」の七瀬先生との
別れのシーンを思い出します。
中居さんのやる役って、基本的に、どんな役でも
生真面目な人が多いよね(余談ですが)
そして、いよいよ和賀さんはピアノかを手に、
舞台へ・・・。
この時の歩きの演技もいいわー。
まさに、ドキュメンタリーみたい。
あるピアニストの楽屋裏探訪みたい。
ピアニカを舞台袖において、何かを決意したような
お顔も、素敵でした。本当に、カメラがいい仕事しています。
そして、思いつめたように目を瞑り、そして
かっと見開いて、いよいよ「宿命」を
演奏しだします。
・・・以上です。あとは、秀夫ちゃんの物語になるので、
ツボは省略します・・・。
「ブランチ」
「すなうつ」レポ、インタビュー。
中居さんは淡々と、大人っぽく「すなうつ」を語り、
渡辺さんは熱く、「すなうつ」を語り。
なんか、渡辺さんと中居さんが10個以上も年齢が
離れているように、思えませんでした。
ある意味、まじめモードの中居さんはめちゃ老成した
人なのでしょう・・・。
渡辺さんも、まさに今西を生き、脚本の進み具合と
同じ段階を経て、和賀の人生を知ってきた人なので、
もしかしたら、中居さん以上に、和賀のことを
思いやって、この数ヶ月生きてこられたのでしょう。
まさに、彼が和賀のことを語る言葉が、目が、
表情が、あたかも実在の人物を語るようで、
こちらも泣けてしまいました。
そして、渡辺さんに、生きた和賀を感じさせた演技を
してきた中居さんがどんだけ、彼に認められたのか、と、
実感したら、本当に、このドラマに出てよかったね。と
言いたいです。
私は、このドラマに渡辺さんではないけど、
「神様」の存在を凄く感じます。
日本人は無宗教な人が多いけど、でも、
人が人を裁いたり、人が人を救えないなら、
やはり人を超えたものを感じて、それに添えるように
生きる生き方を皆が考えないといけないんじゃ
ないかなーって。で、「神様」というと、ピンとこなかったり、
御幣があったりするなら、「良心」とか「善性」
という人の心にある、そういうものなのかなって。
思いました。
ファン的、ツボツボを羅列するのをしばし、忘れて
おりました。今回、中居さんの出た場面は
全てがツボツボでした。
綺麗とか、かっこいいとかそういうんじゃなく、
なんていうのか、本当にいい演技というか、すばらしかったです。
だけど、今まで続けてきたのだから、やっぱり
やらないもったいないので、やります。
まず、小さな電車に乗ってる和賀さんというのが、
珍しいもの観ちゃった。って思いました。
和賀さんって、なんか浮世離れした人だから、
普通の人と一緒に移動する電車に乗ってるのって、
不思議な感じ。つまり和賀さんは、飛行機か新幹線で
亀嵩に来たのですね。このシーン、「しろかげSP]の
電車の中の直江先生を少し思い出しちゃました。
あのシーンも好きだったのだ^^;。
で、話しは元に戻りますと、その電車での和賀さんの
お顔を見たときから、もう、私の心臓は
締め付けられておりました。まさに、自分の辛い人生と
三木さんとの出会い、そして、父との永遠の別れの舞台
であった、亀嵩の駅に何十年ぶりかでやってきた
男の、やるせない気持ちや、懐かしさとか本当に
ふくざーつな気持ちがビンビン伝わってくる表情で、
なんで、そんな顔できるん?中居さん。って
思ってしまいました。そして、給水塔を見たときの
顔。それから、電車が停車して、目を瞑り、見開いた時の
決心した顔。モー、最高^^。
そして、静かに田舎の駅に降り立ち、
黒いオーバーなので、本当に一人の死神さんでも
佇んでるような雰囲気です。
だんだん線路の端っこに行き、そして、ひざをついて、
嗚咽し、慟哭し、絶叫する。
でも、涙でないんだよね。演出として、涙があったほうが
よかったのかもしれないけど、泣かなかった。
きっと、監督が、中居さんに任せたのだと思います。
中居さんが泣いたなら、それもいいし、泣けなかったなら
それもいいと・・・。それとも、
まだ最終回を観てないので、なんともいえませんが、
もし、最終回に、秀夫が始めて涙するシーンがあるなら
それを際立たせるために、あえて涙、みせなかったのか?
どちらにしても、あそこで涙がなかったのが
実に、私は苦しかったです。目をそらしてしまいました。
なんかね、ドラマでは見せちゃいけない顔っていうのかな。
松雪さんの第9話の鼻水みたいな、なんていうのか、
お芝居を越えるリアルさっていうのかな。
本当に、こういうドラマ、観たことない。
そして、中居さんが泣けなかったのなら、
本当に、中居さんはスマップのことでしか
泣けないのかな。と、そう思ったら、それも
切なかったです。
絶叫したあと、「宿命」の音楽が鳴り響きました。
少しね、私は演出やりすぎだよーって、思ったのです。
でも、掲示板とかを読んでたら、あそこで、「宿命」が
完成したんだ。という意見を読んで、目からうろこが
落ちて、また泣いてしまいました。まさに、「宿命」は
和賀が作った作品で、作曲家としての使命は完成したけど、
和賀は、演奏者でもあるわけで、その彼が、「宿命」を
心を込めて演奏するには、この亀嵩まで来なければ
ならなかった。まさに、天才ピアニストたる
所以の行為なのですね。まいりました。ここまで来て、
そして、思いの丈を絶叫し、秀夫に戻ってこそ、
魂のこもった「宿命」を演奏できるということなのでしょう。
絶叫のあとの、放心したようなすっきりしたような
お顔が印象的でした。そして、納得したのか、
帰ろうとする和賀が見つけたのは、今西刑事でした。
少し気まずそうに今西刑事をみやる和賀さん。
この時の顔も、もー、めちゃかっこいい。
そして、今西は「もとうら・・ひでおさんですね」と
言い、和賀は「はい」と答える。この一連の
やりとりは、もう、ドラマ史上に残る名シーンと
なるでしょう。お侍映画とかで、よく決闘のシーンとかが
名シーンとして残ってるけど、これも、二人の男の
宿命と宿命の対決ではないですか?第七話の駐車場での
やり取りを超えたシーンだと思いました。
私、上の二人の会話で、大号泣しました。
はじめて和賀が、自分を秀夫を認めたことに。
何かを覚悟したように。本当に、すばらしい台詞の
やり取りでした。
そして、三日後、和賀は自分の部屋に別れを告げ、
ピアニカと「宿命」の楽譜をかばんに入れ、家を出ます。
もう、二度と戻ることのない部屋を。この一連の
シーンもいいですね。私たちもこのお部屋とは
ここでお別れなんですね。いとおしそうにピアノを
なでる和賀さんの手が、すべてを語っています。
ここまで手で演技できる役者は、中居氏以外にいまい。
(断言^^;)。
コンサートホールの控え室で気持ちを整える和賀さん。
そこに、綾香嬢が。この時の怖い顔もすてきーっつ^^。
そして、田所代議士も来ちゃいました。
綾香嬢には冷たいのに、田所さんには
挨拶する和賀さん。こういうシーンからも、
私は、和賀は、綾香より、田所に思い入れがあったんじゃ?と
思っちゃうわけです^^;。
そして、二人が出て行ったあと、扉のこちらで
小さく侘びの礼をしちゃう和賀さん。
これは、「しろかげ」の第6話」の七瀬先生との
別れのシーンを思い出します。
中居さんのやる役って、基本的に、どんな役でも
生真面目な人が多いよね(余談ですが)
そして、いよいよ和賀さんはピアノかを手に、
舞台へ・・・。
この時の歩きの演技もいいわー。
まさに、ドキュメンタリーみたい。
あるピアニストの楽屋裏探訪みたい。
ピアニカを舞台袖において、何かを決意したような
お顔も、素敵でした。本当に、カメラがいい仕事しています。
そして、思いつめたように目を瞑り、そして
かっと見開いて、いよいよ「宿命」を
演奏しだします。
・・・以上です。あとは、秀夫ちゃんの物語になるので、
ツボは省略します・・・。
「ブランチ」
「すなうつ」レポ、インタビュー。
中居さんは淡々と、大人っぽく「すなうつ」を語り、
渡辺さんは熱く、「すなうつ」を語り。
なんか、渡辺さんと中居さんが10個以上も年齢が
離れているように、思えませんでした。
ある意味、まじめモードの中居さんはめちゃ老成した
人なのでしょう・・・。
渡辺さんも、まさに今西を生き、脚本の進み具合と
同じ段階を経て、和賀の人生を知ってきた人なので、
もしかしたら、中居さん以上に、和賀のことを
思いやって、この数ヶ月生きてこられたのでしょう。
まさに、彼が和賀のことを語る言葉が、目が、
表情が、あたかも実在の人物を語るようで、
こちらも泣けてしまいました。
そして、渡辺さんに、生きた和賀を感じさせた演技を
してきた中居さんがどんだけ、彼に認められたのか、と、
実感したら、本当に、このドラマに出てよかったね。と
言いたいです。
私は、このドラマに渡辺さんではないけど、
「神様」の存在を凄く感じます。
日本人は無宗教な人が多いけど、でも、
人が人を裁いたり、人が人を救えないなら、
やはり人を超えたものを感じて、それに添えるように
生きる生き方を皆が考えないといけないんじゃ
ないかなーって。で、「神様」というと、ピンとこなかったり、
御幣があったりするなら、「良心」とか「善性」
という人の心にある、そういうものなのかなって。
思いました。
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