あまりにも頭にきたので、抗議メールしちゃいました。
^^;。
以下、こんなめーるです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「週刊新潮」のスタッフの皆さん、はじめまして。

さて、今週発売された貴社の「週刊新潮」に、
ドラマ「砂の器」について、評価のコラムが掲載されていましたが、
その記事の内容があまりにも表層的で、残念でしかたがない
という感想を持ちましたので、メールいたしました。
重いテーマをドラマ化したのだから、時代遅れの原作を
リメイクするより、オリジナルで勝負するべきであったという
趣旨のコラムであったと思います。
たしかに、「白い巨塔」は、医療過誤問題があの当時より
もっと多発し、というか、情報化社会により、
医療過誤が表面化した時代に見合った内容であったので、
あれだけの数字を取れ、対して、「砂の器」は、やはり
「宿命」に、タイムリーな要素を与えることができなかったことや、
主人公やその父が犯行を犯さなければならなかった
原因に、今日性を持たせることはできなかったのかも
しれません。それが、数字に表れたのだと。
しかし、ここに、これだけ、このドラマに感動し、
評価している視聴者がいるのです。
http://www.tbs.co.jp/utsuwa/main.html
TBSの公式掲示板です。そこには、四十代、五十代の
男女(かつての映画ファン)も、このドラマを
ドラマ史上最高傑作と、感想を書いています。
この感想を書いてる人たちは、けして、馬鹿ではないはずです。
見識のある人たちだと思います。よかったら読んでみてください。
思えば、「砂の器」は、御社の出版した作品では
ないですか?しかも、今回のドラマ化にあたり、文庫本が
既刊の作品にもかかわらず、驚異的に売れているのでは
ないですか?それは、とにもかくにも、ドラマが
ある程度評価されているからではないでしょうか?
週刊誌がどのような目的で発売されているものかは
わかりませんが、その根底に、世の中を良いほうに導きたいという
思いをもって、刊行されているのだと信じたいです。
そして、ドラマの「砂の器」は、私にとって、罪を犯すことの
恐ろしさ、罪を被ることの苦しさ、親子の愛情、人の思いやりの大切さ、
罪を犯したものの魂の救済(懺悔)など、本当に色々なものを
感じ、教えられ、、最終回放送後からまだ泣き続けるぐらいに、
感動しています。それは、私だけではありません。
ネットでも、その話しで持ちきりです。
もし、御社が、世の中を良くしたい。そして、
御社自身に愛情があったんら、あんな無味乾燥な
コラムを載せるより、沢山の視聴者の感動と、
なぜ、それほどの感動を呼ぶことができなのか?と
特集し、より、御社が発行した「砂の器」を宣伝する
ほうが、ためになるし、愛情深き見識のある出版社として、
認識されるのではないでしょうか?
私はドラマ「砂の器」こそ、学校の教材として、そして、
刑務所に服役している人たちが観させて、日本を良い方向に
導く材料にして欲しいくらいの作品だと思っています。
映画があるていど評価された作品であることは認めますが、
それを守るために、ためにする為の、悪意あるコラムを
載せることは、貴社の良識を疑ってしまいます。
もし、ドラマ「砂の器」に批判を述べるなら、もう少し
細部まで検証し、徹底的に、原作、映画、それらが
良かった点と、ドラマが悪かった点を考察して欲しかったです。
西條秀樹が活躍してて、インベーダーゲームがはやってた時代に、
千代吉が大量殺人をして、逃亡放浪しているのは興ざめだ。という
ふざけた批判は、人の創造という崇高なる行為にたいする
批判としては、あまりにも悲しすぎます。批判するにしても、実のある批判を
お願いしたいものです。
ということで貴社の、これからの良識ある出版行為を祈ります。
初めてのメールでこのようなことを言ってしまい、
大変失礼しました。
でも、私は日本にもっと良い国になって欲しいのです。
犯罪大国になりつつある今の日本に、実はドラマ「砂の器」
は、大変意義のある作品なのだと思います。
御社の「新潮新書」の編集長さんでさえ、ドラマにはまってると
HPで書いてくださってるのですから、もう少し、
ものを観る目を素直に持ってください。
マスコミの目が腐っていては、日本はますます腐ってしまいます。

では、失礼いたします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ま、こんなことかいてもポイって捨てられると思うけど、
溜飲は下がったです。
皆さん、嫌な思いにつき合わせちゃってごめんなさい。
おかげで、やっと乾いてきた涙なのに、また公式BBS
読みながら号泣です。
きっと、新潮社の心無い批判とかヤフーとかの
批判をいう人がでてくるから、大畑村の悲劇とか
本浦家の悲劇とかあとを絶たないのでしょうね・・・・。(悲)

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