「すなうつ」と「ぼくかの」
2004年4月7日ドラマも終わりまして、色々一般新聞紙上で
論評といいますか、今期のドラマの総評が載ってたりします。
朝日新聞が、小さいコラムで、
「ぼくかの」と「すなうつ」を演出の面で比較し、
「ぼくかの」はこまかく丁寧で、よかった。(ジュースが
口についたしーんとか、葡萄パンとか、携帯で彼女と
電話してるときに寝てしまったシーンがいいそうです^^;)
「すなうつ」は、音楽とロケと渡辺謙の走る姿の間を中居さんの
渋い顔で埋めてただけだった。中居君も、渋い顔を
させられすぎて、渋い顔をしてたんじゃ・・・。
ということで、「ぼくかの」のほうが、質も数字も
よかった。ということでした。
で、読売新聞は、法政大学の教授が。今期のドラマは
まれに見る充実振りで、オリジナルとしては
「ぼくかの」が光ってたが、「白い巨塔」と「すなうつ」
が傑出していた。とのことでした。
でも、そのお褒めの内容は、やはり脇役の熱演と
時間をかけたロケをお褒めいただいておりました。
朝日の論評の浮薄さにも、噴飯ものだけど、
読売も、ドラマをドラマとしてしか捉えてないのが
悲しいです。
「すなうつ」と「ぼくかの」は、単なるドラマとして
ではなく、日本の今の問題点を家族とか親子の絆とか
という点でとても考えさせられる内容とテーマを
持ったドラマだったと思います。
なので、一般紙こそ、単なるドラマ業界紙じゃ
ないんだから、ドラマの演出がどうたらとか、そういう
面からじゃなく、どちらのドラマがより深く、
高いテーマを掲げたか?とかどちらが深く伝わったのか?
とか、二つのドラマを観て、何を考え、どうしたら
いいのか?とか考察の材料に使ってくれたらよかった
のになーと。そこが残念です。
で、演出等のこまかさや人間の心を細やかに巧みな
脚本と演出で伝えてくれた「ぼくかの」なのですが、
朝日新聞のコラムで、「質」という言葉を
使われたから、私も、「質」に拘って考えると、
少し「ぼくかの」では残念なストーリーになって
しまいました(あくまでも個人的な感覚ですが)
ドラマとか物語って、青臭くても、実現不可能でも、
やはり、「真理」を追究すべきなんじゃないかな?って
思ったのです。親は子を愛し、子は親を求めるという
心を持っていることや、親子の血は永遠に断ち切れない
宿命を持っていることも真実で、真理だと思います。
で、やはり、親は子を産んだ以上は、その子の幸せに
対して、責任を持っていると思うのです。だから、
「ぼくかの」には、もっと理想を追ってほしかったなーと
思いました。「良いドラマ」と認識されている
作品だけに、そこが残念です。
やはり、凛ちゃんは本当のお母さんとお父さんが
仲が言いか悪いかは別(私の両親も仲が悪かった
ですが、やはり両親がそろっていてくれたからこそ、
両親が私たち兄弟への責任を果たしてくれたからこその
安定した人生と幸福だったように思います。だから、
我慢してくれた両親に、感謝しています)
としても、やはりてつろうさんとかなこさんそろった
家庭で育つほうが幸せであったように思います。
だから、てつろうさんとかなこさんはもっと
戦ってほしかったし(裁判とかじゃなくて)ドラマとして
面白くないかもしれないけど、でも、かなこさんと
てつろうさんは仲を修復して欲しかったです。
ドラマとか物語って、やはり現実より、少し上を
目指したテーマを掲げてこその「質」なんじゃないかな?と
思いました。でも、「ぼくかの」はなーんか
続編とかスペシャルとかありそうな気がするので、
ゆらさんとてつろうさんのラブストーリーじゃなくて、
本当のてつろう家族の物語を今度は作って欲しいなと
思いました。
やはり、夫婦が離れても子供は子供だよ。っていうドラマより、
家族はがんばって守るべきだよっていうドラマが
観たいです。ドラマも、それを訴えて欲しいです。
でも、このドラマが受け入れられたっていうことは
もう本当に、家族がそこまで皆崩壊しちゃってるのかな?
なんか離婚したいなーって思ってる人には勇気がでる
ドラマだったように思ってしまいました。
対して、「すなうつ」は、
サスペンス推理ドラマだと思ってみていたら、
親子の情念の物語であったわけで。
人々の心に、理屈でない、魂とDNAに刻まれた
ような、「親が子を、子が親を思い続ける気持ち」とか
断ち切れない絆とか血の宿命というものを
見せ付けた最後の二話、そして
最後の10分だったと思います。
人の愛情の本能の部分に訴えてくるものが
あったと思います。そして、その「想い」は、
本当に、真実であると思うし、「理想」であると
思うのです。
あんなに憎んでもいいと思える親でさえ、
20年間も忘れずに思い続けていた秀夫のことを
思うと、やはり親はそんなに簡単に子供を手放して
いいものではないし、間違った道(千代吉の場合
殺人者になること)を選んではいけないし、
自分ひとりの人生よりもより責任を持っていきないと
けないと、凄く訴えかけられたように思います。
一人の人間に逃れられない宿命を与えてしまうのが
親なのだから、その「宿命」の重さを、今こそ
各人が認識して、戦っていこうよ。っていうドラマで
あったように思います。そして、こちらは
家族を守りたい、離婚とかあまり考えてない
人たちに受けたドラマなのかなーって思いました。
やはり、一般論として考えても、離婚してしまうより、
家族が仲良く最後まで暮らせることが特に子供が
小さい時は幸せであることはゆるがせない真理だと
思うので、中居さんが若い子(結婚前の)にも
観て欲しいとおっしゃっておられたのも
うなずけると思いました。(差別やいじめの件もそうですが)
なので、同じ家族の絆と愛情を描きながら
違う道を表現した二つのドラマを、私のような
素人の意見でなく、専門家の意見で、聞いてみたかったなと
いうのが、本音です。そして、一般紙がオピニオンリーダー
という(社説とかあるしねー)認識と自覚があるなら、
そういう特集をどこか、一紙だけでも組むべきだったのでは?と
思わずにはおれない、この、四月初旬なのでした。
私の意見に対して、御異論御反論あると思います。
掲示板で話し合うと、苦しくなりそうなので、
よかったらメールください。ただ、あまりきつい言葉で
のメールは怖いので、お許しください。
私はこう思います。くらいがいいかなー^^;。
私も、本当に、気を使って色々ない知恵をしぼって
書いたつもりなので・・・。
「ボス」の缶コーヒーのCM,
今度は剛君となんだね。
中居さん単独かな?と思ってたのですが、つよぽんも
やるんだね。前は慎吾君と組むのが多かったけど、
今度はつよぽんか・・・・。
中居さんはボートに乗ってる
役みたいですね。これって、あの彼を想像しちゃって
くれっていうこと?(笑)。(似ても似つかないという
噂ですが)
缶コーヒーは前木村君がキリンのファイアで、
吾郎くんも何かやってたよね。
よし、缶コーヒーは嫌いだけど、がんばって
買っちゃうぞっと。
論評といいますか、今期のドラマの総評が載ってたりします。
朝日新聞が、小さいコラムで、
「ぼくかの」と「すなうつ」を演出の面で比較し、
「ぼくかの」はこまかく丁寧で、よかった。(ジュースが
口についたしーんとか、葡萄パンとか、携帯で彼女と
電話してるときに寝てしまったシーンがいいそうです^^;)
「すなうつ」は、音楽とロケと渡辺謙の走る姿の間を中居さんの
渋い顔で埋めてただけだった。中居君も、渋い顔を
させられすぎて、渋い顔をしてたんじゃ・・・。
ということで、「ぼくかの」のほうが、質も数字も
よかった。ということでした。
で、読売新聞は、法政大学の教授が。今期のドラマは
まれに見る充実振りで、オリジナルとしては
「ぼくかの」が光ってたが、「白い巨塔」と「すなうつ」
が傑出していた。とのことでした。
でも、そのお褒めの内容は、やはり脇役の熱演と
時間をかけたロケをお褒めいただいておりました。
朝日の論評の浮薄さにも、噴飯ものだけど、
読売も、ドラマをドラマとしてしか捉えてないのが
悲しいです。
「すなうつ」と「ぼくかの」は、単なるドラマとして
ではなく、日本の今の問題点を家族とか親子の絆とか
という点でとても考えさせられる内容とテーマを
持ったドラマだったと思います。
なので、一般紙こそ、単なるドラマ業界紙じゃ
ないんだから、ドラマの演出がどうたらとか、そういう
面からじゃなく、どちらのドラマがより深く、
高いテーマを掲げたか?とかどちらが深く伝わったのか?
とか、二つのドラマを観て、何を考え、どうしたら
いいのか?とか考察の材料に使ってくれたらよかった
のになーと。そこが残念です。
で、演出等のこまかさや人間の心を細やかに巧みな
脚本と演出で伝えてくれた「ぼくかの」なのですが、
朝日新聞のコラムで、「質」という言葉を
使われたから、私も、「質」に拘って考えると、
少し「ぼくかの」では残念なストーリーになって
しまいました(あくまでも個人的な感覚ですが)
ドラマとか物語って、青臭くても、実現不可能でも、
やはり、「真理」を追究すべきなんじゃないかな?って
思ったのです。親は子を愛し、子は親を求めるという
心を持っていることや、親子の血は永遠に断ち切れない
宿命を持っていることも真実で、真理だと思います。
で、やはり、親は子を産んだ以上は、その子の幸せに
対して、責任を持っていると思うのです。だから、
「ぼくかの」には、もっと理想を追ってほしかったなーと
思いました。「良いドラマ」と認識されている
作品だけに、そこが残念です。
やはり、凛ちゃんは本当のお母さんとお父さんが
仲が言いか悪いかは別(私の両親も仲が悪かった
ですが、やはり両親がそろっていてくれたからこそ、
両親が私たち兄弟への責任を果たしてくれたからこその
安定した人生と幸福だったように思います。だから、
我慢してくれた両親に、感謝しています)
としても、やはりてつろうさんとかなこさんそろった
家庭で育つほうが幸せであったように思います。
だから、てつろうさんとかなこさんはもっと
戦ってほしかったし(裁判とかじゃなくて)ドラマとして
面白くないかもしれないけど、でも、かなこさんと
てつろうさんは仲を修復して欲しかったです。
ドラマとか物語って、やはり現実より、少し上を
目指したテーマを掲げてこその「質」なんじゃないかな?と
思いました。でも、「ぼくかの」はなーんか
続編とかスペシャルとかありそうな気がするので、
ゆらさんとてつろうさんのラブストーリーじゃなくて、
本当のてつろう家族の物語を今度は作って欲しいなと
思いました。
やはり、夫婦が離れても子供は子供だよ。っていうドラマより、
家族はがんばって守るべきだよっていうドラマが
観たいです。ドラマも、それを訴えて欲しいです。
でも、このドラマが受け入れられたっていうことは
もう本当に、家族がそこまで皆崩壊しちゃってるのかな?
なんか離婚したいなーって思ってる人には勇気がでる
ドラマだったように思ってしまいました。
対して、「すなうつ」は、
サスペンス推理ドラマだと思ってみていたら、
親子の情念の物語であったわけで。
人々の心に、理屈でない、魂とDNAに刻まれた
ような、「親が子を、子が親を思い続ける気持ち」とか
断ち切れない絆とか血の宿命というものを
見せ付けた最後の二話、そして
最後の10分だったと思います。
人の愛情の本能の部分に訴えてくるものが
あったと思います。そして、その「想い」は、
本当に、真実であると思うし、「理想」であると
思うのです。
あんなに憎んでもいいと思える親でさえ、
20年間も忘れずに思い続けていた秀夫のことを
思うと、やはり親はそんなに簡単に子供を手放して
いいものではないし、間違った道(千代吉の場合
殺人者になること)を選んではいけないし、
自分ひとりの人生よりもより責任を持っていきないと
けないと、凄く訴えかけられたように思います。
一人の人間に逃れられない宿命を与えてしまうのが
親なのだから、その「宿命」の重さを、今こそ
各人が認識して、戦っていこうよ。っていうドラマで
あったように思います。そして、こちらは
家族を守りたい、離婚とかあまり考えてない
人たちに受けたドラマなのかなーって思いました。
やはり、一般論として考えても、離婚してしまうより、
家族が仲良く最後まで暮らせることが特に子供が
小さい時は幸せであることはゆるがせない真理だと
思うので、中居さんが若い子(結婚前の)にも
観て欲しいとおっしゃっておられたのも
うなずけると思いました。(差別やいじめの件もそうですが)
なので、同じ家族の絆と愛情を描きながら
違う道を表現した二つのドラマを、私のような
素人の意見でなく、専門家の意見で、聞いてみたかったなと
いうのが、本音です。そして、一般紙がオピニオンリーダー
という(社説とかあるしねー)認識と自覚があるなら、
そういう特集をどこか、一紙だけでも組むべきだったのでは?と
思わずにはおれない、この、四月初旬なのでした。
私の意見に対して、御異論御反論あると思います。
掲示板で話し合うと、苦しくなりそうなので、
よかったらメールください。ただ、あまりきつい言葉で
のメールは怖いので、お許しください。
私はこう思います。くらいがいいかなー^^;。
私も、本当に、気を使って色々ない知恵をしぼって
書いたつもりなので・・・。
「ボス」の缶コーヒーのCM,
今度は剛君となんだね。
中居さん単独かな?と思ってたのですが、つよぽんも
やるんだね。前は慎吾君と組むのが多かったけど、
今度はつよぽんか・・・・。
中居さんはボートに乗ってる
役みたいですね。これって、あの彼を想像しちゃって
くれっていうこと?(笑)。(似ても似つかないという
噂ですが)
缶コーヒーは前木村君がキリンのファイアで、
吾郎くんも何かやってたよね。
よし、缶コーヒーは嫌いだけど、がんばって
買っちゃうぞっと。
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