朝からコンビにへゴー。「ザ・テレビジョン」を
買うために〜^^。
で、ついでに、朝ごはんのためにサントリーの缶コーヒー
(休憩中)とサンドイッチを買ってきました。ああ、
缶コーヒーって、太るよね^^;。どうしてくれるの?
中居さん。

で、「ザ・テレビジョン」の第四十回ドラマアカデミー
賞。の発表です。
作品賞・・・
一位・白い巨塔  二位・「ぼくかの」  三位「すなうつ」
ふーむ、リメイク三個が並びました(爆)。
読者票だと、「すなうつ」が「僕かの」の二倍、
「白い巨塔」の四倍でダントツ一位だったそうですが、
審査員さんと記者票で三位になったそうです。
ま、一応プロ?の人たちの票で、三位になってしまった
わけですが、考えてみると、脚本というか作品の
一話一話の安定度が大切だったのかな?と、
思いました。「しろきょ」と「ぼくかの」は、わりと
不安感とか不安定さがなかったのかもしれません。
揺らぎがないというか。その点、「すなうつ」は、
本当に、スタッフが揺らいでたのか、計算で揺らがせたのか
わかりませんが、途中、途中で「あれれ?どこ行くの?」とか、
「最後、どうするんだ?」みたいな不安定感と、揺らぎが
あったように、思います。でも、主人公の心や精神状態が
モロに、殺人犯という物凄い運命を背負ってしまい、
揺ら揺らしてたので、そこが物語りとリンクして、
こちらも、精神状態が揺ら揺らグラグラきたので、
そこが魅力だったとも、いえるんですが。
なので、この揺らぎとシンクロできて、物語に
入り込めた人と、この揺らぎを「揺れてるじゃん。
だめじゃん」と受け取った人との違いが出たのでしょう。
で、ファンは最初から、ある程度中居ファンとして、
和賀さんの気持ちを思いやるように、観てるので、
その揺らぎに身をゆだね、陶酔していけるけど、
ファン意外の、仕事で観た人にとっては、どうしても、
引いてしまうところがあったのかもしれません。
ただ、作品というのは、あくまでも、作品なわけで。
脚本のみではないと思います。なので、撮影、音楽、
その他諸々の凄さや優秀さを考慮に入れて、作品を
評価して欲しいのです。プロなら、そういう点をこそ
評価するべきで。なので、良作ながら、こじんまりとした
「ぼくかの」より、「すなうつ」を押して欲しかったなーっと
思います。脚本賞は、「ぼくかの」で文句ないかも
しれないけど、「作品」となると、そのテーマの
大きさや深さも大事だと思うし。
もし、「ぼくかの」の最後が、哲郎家族が寄りを
戻して、家族を再構築し、で、ゆら先生は、哲郎さんを
大好きだけど、凛ちゃんの幸せのために、涙涙で
身を引くっていう内容なら、私も少しは
賛成なんだけどな。「ぼくかの」の総評のとこに、
「絆の形はひとつじゃないことを伝えてリアル」って
書いてたけど、
リアルな現実を描くなら、凛ちゃんのママは
新しいパパさんができて、そのパパさんは凛ちゃんを
疎ましく思い、いじめちゃう。とか、そこまで
いっつちゃうわけで。でも、そこまで描いてないし。
あのドラマは、リアルな現実じゃなくて、ファンタジー
なんだっていうのをわかってない人が評価してるんだから、
そもそも、間違いなのです。なので、「素敵な
ファンタジーだ」っていう褒め言葉があるなら、
納得だけどね^^;。
とにかく、去年の「僕生き」は好評かできるけど、
「ぼくかの」はちょっち、私は評価できないなー。
この作品の欺瞞に気づいてないプロが何を言っても、
信用できない。(ああ、また毒を吐いてしまった^^;)
「白い巨塔」に関しては、揺らぎようのない原作の
素晴らしさの勝利っていう感じかな。とにかく、
原作がしっかりしてて、最後の着地点も最初から
しっかり決まってて、テーマもキャラ達も申し分ないなら、
ちゃんと作ればある程度の作品になることは
約束されたような作品なので、まあ、長丁場だったけど、
本当にしっかりとできた作品になったかな?とは
思いました。ただ、田宮版に流れる人間の哀愁や
深みが妙に薄くなっちゃってたのは残念だけど。
逆にね、映画「砂の器」は映画だっただけに、人物を
そんなに深く描けなかったから、安易に比較はできないけど、
今西刑事にしても、丹波今西よりも深くなってるし、
中居和賀にしても、その悲しみの深いまなざしは、
加藤和賀よりも、深くなってる。なので、単純に
今の役者のほうが、昔の役者より、軽い。とも
言い切れないけど、なんか「白い巨塔」の
役者さんたちは、凄く前作より、軽くなってるな?というのを
感じたことは確かです。
審査員とか言う人たちって、人間の雰囲気とかまなざしとか
背景から漂う人間の深さとか、そういうのって
感じないのかな?人間が、みんな、浅い?^^;。
人は、そのものをちゃんと観るにはその山より
もっと高いところに登らなきゃ見れないんだよ・・・。
(なんか、えらそうですみません。私も
地べたを歩くありんこさんだけど。でも、ちと、そう
思いました)
「プライド」四位。これも、もしかしたらもっと
下でもいいのかもしれないけど。でも、アイスホッケーを
がんばって演じて、凄い試合シーンを皆で作ったという
送り手の努力やエネルギーに対しての、評価だと
思います。つまり、作品の評価ってそういうものだと
思うし。ああ、なので、やはり脚本家の力って、
凄く重要なんですね、やはり。撮影をがんばった
役者さんが気の毒でした。
主演男優賞
中居さんが圧倒的な読者票に押されて、
第一位。審査員とか、記者の人たちには、
なんで、こんなに一般に熱く支持されたのかを
もう一度考えて欲しいですね。
演技のうまさでは、唐沢さんがダントツにうまいと
思うんだけど、うますぎて、軽く感じてしまわれたのが
災いしたのかな?三位っていうのがあまりにも、
かわいそう。半年もあの大作をひっぱっていった
役者の技量は相当なものだと思うけど。
ああ、世の中、おかしや、おかしや。
しかも、審査員票は、江口さんより下になってるし^^;。
えーん、わかんないよーん。
助演男優賞
これは、全部門で文句なく、渡辺謙さんでした。
これは、納得だよね。もし、「すなうつ」の
今西さんが渡辺さんじゃなかったら、本当に
どうにかなってたかもしれないし。でも、その
物凄い渡辺謙さんと、どうどうと渡り合えたのが、
逆に言えば、中居さんなんだよ。ってことなんだけどね。
誰も気づかない?つまり、渡辺謙さんくらい凄い人でないと、
中居さんとは対峙できないんだよん。ってことなのよ。
(なははは)
中居さんは、相手の大物男優をより格調高く、
大物に見せる能力のある男優で、木村さんは、
相手の男優さんの格を少し引き釣りおろしてしまう
力のある男優さんです。「プライド」での
佐藤浩一…

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