「冬のソナタ」と「白い影」（一部加筆）

昨日、久々に「冬のソナタ」を観ました。
しかし＾＾；、途中リタイア。
ヨン様がね、なんかスキー場の人口降雪機の前にユジンさんを
つれてきて、「泣きたそうだから、ここにつれてきました。
思いっきり泣いてください」とかなんとか言った場面で
もう、思いっきりなんか、観れなくなってしまいました。
こんな優しい男の人っているんかなーって＾＾；。
まず、男というものに懐疑的な私なので、（そーんなに
熱烈に男性に愛されたという記憶がないのら＾＾；。うちの
旦那さんはやさしいけど、臭い台詞とか、私を喜ばせて
くれる詩的な言葉なんか言ってくれたことないもので）
ということで、あまりにも理想化された素適な男性が
まぶしすぎて、怖くなってしまい、観るのをやめました。で、
思いました。世の女性諸氏がこのドラマにはまりまくる
のもわかるような気がするなー。って。
つまりヨン様みたいな男性が近くに（日本に？）見当たらない
んだよなーって。若くて、でも大人の静かさとエレガントを
持ってて、詩的で、優しくて、包容力ありそうで。とか・・・。
うん、確かにこういう大人さと若さと美しさと優しさを微妙に
兼ね備えた素適な男性は、自分たちのそばにそんなにいないと
思うし、日本の男優さんの中にもあまりいないかもしれません。
日本の男性って、どっちかというと、女性をうまくリードしたり
愛したりというより、愛されたがってる男性が（つまり
ちょっとお子ちゃまちっく）が多いような気がするから。
なので、この「冬のソナタ」ブームは、あの主役男女の
絶妙のマッチングとか色んな要素があるとは思うけど、
どうも、日本女性がとても不幸だから、（いい男がそばにいない。男性にこんなに優しく心を包まれたことがない）という
理由が一番大きいみたいな感じがして、
素直に受け入れられないような気がします。
で、少し前に、日本にはほんの一部ではあるけど、
同じようにドラマによって、女性達が「NN病」という
病気を「白い影」というドラマによって、発症したわけ
ですが、このブームはまた「冬のソナタ」と似てるようで、
反対の感じを受けました。
私の凄い偏見なんだけど、「白い影」に嵌った人って
わりと幸せな結婚生活をしてたり、旦那さんと無難な
結婚生活をしてる人が多いんじゃないかな？と思うんです。わりと結婚生活に満足してるというか。諦めてるとか？＾＾；。
では、なんで直江という架空の男性にそんなに嵌るのか？と
いうとですね、つまり女には、心のどっかに、
危険な男性に惹かれてしまうという本能みたいなものが
あると思うんですね（少女の頃、不良っぽい男子生徒に
少し憧れちゃたとか、少年漫画や少女マンガの主人公は
昔は、品行方正型より、少し不良型でした）
で、自分は思いっきりヌクヌクとした
現実世界にいながら、ドラマ世界の中の
危険な男性に恋しちゃうという
刺激を味わえちゃうということで、「白い影」は
受けたように思うのです。
何が言いたいのかわかんなくなってきましたが、
つまり、「冬のソナタ」に嵌ってる人は、
凄く今の結婚生活に不満を持っていて、男性に愛されたがってる人が多いように思い、
「白い影」に嵌った人は、今の結婚生活にある程度満足
していて、安定した現状を確保しながらも、
刺激を求めつつ、（危険な）男性を愛したがってる人が嵌った
ドラマかな？と思いました。
で、わたし、愛されたがってる女性はあんまし
好きでないので、やっぱり「冬のソナタ」には
嵌れません。ひょんなところで途切れてしまう
場面転換とBGMの演出があまりにも稚拙だし。
つまり、やっぱり、このドラマの成功って、ヨン様をはじめ
役者陣ののあの素適な容姿と雰囲気におんぶだっこ
なのかなーって。

「サムガ」
オリジナルブロマイドをプレゼントできるかどうか？
（なんか、日本語変だけど＾＾；）という特集だったので、
「冬そな」観ました。でも、ネットで見たところ、
無事、もらってもらえたみたいで、よかったです。
ドラマに関しては、当分ないと中居さんがまた
言ってたそうで。
本当に、もうそうなのかもしれませんね（；；）・・・。
この件で、二つ意見が浮かびました。
和賀英良。この役は本当に凄い役で、男優なら、誰でも
一回はやってみたいような役なんじゃないか？
だとしたら、今後もう、役者をしないかもしれないスペシャルな
人にこそ（まあ、この場合中居さんとか）が
ふさわしい。という考えと、
男優なら一度はやるべき甲斐のある役だからこそ、
これからも役者をやっていくという人がやるべきなんじゃ
ないか？っていうことと・・・。
で、理想はね、こんくらいの凄い役をやった役者は、前に
進んでいかないと駄目なんじゃないかな？って
思うんですよ。でないとドラマ界の財産にならない。
もったいなすぎ。だって・・・。
ということで、中居さんには、
「また素晴らしい役に出会えるまで、お待ちください」
くらいに、おしゃれな言葉で言って欲しかったなーって
思ったりしました。そのくらい言ってもいい役をやったと
思いますよ、中居さん。

この頃思うのです・
まあ、自分の感覚が世間とずれすぎてるということなんだと
思うけど、
なんか、間違ってるって・・・。
間違った世界に生きてるような気がするって・・・。