「砂の器」DVD（ネタばれありあり）

昨日、「砂の器」DVDがアマゾンから届きましたー。
旦那がいたので、本編はあとまわし。
メイキングを先に観ました。一部地域で流れた、
ドラマ放送前の深夜に放送した番組宣伝番組を編集したもの
でした。淡々と抱負とか語る中居さんに、涙。
彼の言ってる「宿命」とかが、あの時はわかんなかったけど、
今はわかるから、なんか、やっと意味が深く理解できたというか。
それから、千住さんと指揮者の人と羽田健太郎さんの
座談会を見て（こちらも、大人の芸術家達が、大人っぽく
熱く、哲学的に、芸出的に語られてて、素適でした）
それから、和賀さんの「宿命」演奏シーンを観ました。
終始、色んな心情を表現しながら、切なそうに、苦しそうに、
陶酔したように、祈りを捧げるように「宿命」を演奏する
中居さんが、素適でした。
ただ、肝心の盛り上がり演奏の時に限って、ロングカットに
なるので、「ああ、もっと観たい」って思ってしまいまました。
もう少しね＾＾；、、カメラ割りに工夫を凝らしてほしかた
かな？と思いましたが・・・・。でも、もしかしたら、ドラマのシーンというより、本当のピアニストの演奏シーンみたく
とったのかも。と、思いました。
で、夜に大四話まで見ちゃいました。
本当はずっと最後まで観たい気分だったけど、翌日仕事だし、
そんなことしたら、えらいことになっちゃうので、泣く泣く
四話で終わりにしました。
でね、第一話で思ったのが、中居さんのチャコフスキーの
演奏が凄くよかったのです。多少、右手を高くあげるパフォーマンスが繰り返しすぎではあったけど、ピアノの音と
指の運びがあまりにもぴったんこにはまるので、鳥肌
たっちゃいました。で、三木さんと再開するまでに、
もう涙。だって、ここから和賀さんの不幸が始まるんだもん。
あの栄光と自信に満ちたチャイコフスキーの演奏が
やたら切なく感じます。
あと、ディレクターズカット。最高ですね＾＾；。
素適なシーンが加わっておりました。納得する流れになる
シーンも加わったし。
だけど、おもっちゃいましたよ。
和賀さん、顔つぶすとき、白いタートルも脱いでやれば、
犯行が明るみにでなかったのにーって。
でも、そうしたら「砂の器」になんないけどね＾＾；。
今日の朝、第五話見ました。
ここまで観て、思ったのは、和賀さんって結構寂しがりで
甘えんぼかな？って思ったりしました。
玲子さんに完全に振られて、寂しくなっちゃって、
いつもの場所であさみを待ってたけど、来ないので
自分から「バーフォルテ」に行っちゃう和賀さんが
かわいかったです。
田所親子に固執してるところも、権力に擦り寄るという
より、もしかしたら単純に家族が欲しくて、そんでもって
有力者だし、一石二鳥だ、やったぜーって、感じなのかな？
と思ったりしたし。
本当に三木さんが現れなかったら、おままごとみたいな
夫婦で結構うまく（浮気はしただろうけど＾＾；）いったかも
しれないのになーって、思いました。
中居さんの演技に関しては、やはり技術的には
下手って言う人がいたら、そうかも。なんだけど、
でも、役者の普段の雰囲気がしない。っていう
点については、おそらく、日本一の役者なんじゃないかな？
って思いました。中居さんだ。って認識しながら観てるけど、
中居さんに全然見えない。人相から体格まで普段と違って
見えるし。
このドラマの世界でしか会えない人だから、だからこそ
わざわざ観る価値があるというか。
本当にスペシャルな人ですね。

同じTBSの「奥様は魔女」はDVD発売イベントが
あって、続編のお約束？みたいなのもあったとか。
うえーん、視聴率はそんなによくなかったんじゃないの？
もしかしてDVDは凄く売れてるとか？
同じTBSなのに、なんか温度差違うなー。
なんか、悔しいね。

しかし、開局記念で「仔犬のワルツ」を作る日テレ。
「砂の器」は他の沢山のドラマの中の一つ扱いに
してるTBS。
凄い、すごいぞTBS。つまり、これからももっと
凄いドラマを作る自信あるよーん、っていう自負心の
表れなのね。期待します。

そうそう、「砂の器」の玲子さんマンションがね、
フジテレビの「いとし君へ」の安曇さんの
すんでたマンションと同じなのです。
お気づきの方、いらっちゃいましたか？
偶然の一致かな？

今日、「スマスマ」に竹内結子ちゃんが出るんだよね。
楽しみー＾＾。