げっくに、ぜっく。（笑）

久々に楽しくて華やかな月9？かと思ったら。なんと、
「涙の月9」になりそうな雰囲気に、早くも？？？ですが。
うーむ。
もうね、「あ、これ、○○のドラマに似てるー」とか
「○○みたーい」とか、そういう感想は、もう何十年も
ドラマが放送され続けて、そして、何十年もドラマを観続けて
いるのだから、出てきちゃうのは仕方ないし、
似てしまうのもしょうがない話なので、あまりにも
言い募るのは無粋かと思い、いいませんが・・・。
でもねー。また病気とか死んじゃう？とかそういう
設定なのかなーと思うと少し寂しいですよ。
世の中には、本当の凄い病気と闘ってる人が沢山
いると思うのです。そういう人が、少し現実を忘れたいと
思ってドラマを観たとして、あまりにも、こういう
フィクションなのに、「病気」とか「死」を扱ったものばっかり
だとなるとどうなんでしょー。
月9とかは結構華やかな作品が多くて、おしゃれな
恋愛ものを沢山放送してきた枠だと思うので、特に
久々の織田さん主役にしてまで感動路線でいかなくても
いいんじゃないかなーとか、思っちゃいましたよ。
だって、人が病気だったり死んじゃったりで、悲しくないはずない
もの。泣かないわけないもの。
そういうジョーカーを最初に見せといて物を作るってのが、
なんか、安易に感じちゃいましたよ。
別にそういうシチェーションじゃなくても、面白いもの
作れると思うのですが・・・。
こういうことしてるから、益々ドラマ離れしちゃうというか。
作品自体は、テンポもよくて、いい感じだったので、
残念至極。
海外ロケまでして力入れてたのにねー。
でも、織田さんが生き生きしてて、矢田ちゃんが
かわいいから、見続けるとは思うけど。
ちょっと自分の思ってた路線と違ったので、拍子抜けしました。
私が勝手に思うのは、
キャスティング費用のことかなーって。
ドラマを面白くするには、主役以外の人も同じか
それ以上の格と人気の人が出て、それで
一人の女性を取り合うとか、一人の男性を取り合うとか、
そうなると、最後はどっちを選ぶか？でわくわく
ドキドキすると思うんですよ。
でも、今のキャスティングだと、主人公の男ないし、
女が別格で強くて、あとの脇が弱いんですよね。
（ここが、費用とか、事務所関係なのだと思うけど）
だから、全然ワクワク感がない。
で、主人公の最大のライバに「死」を持ってくるしか
ないわけで。「死」にはキャスティング費用や、事務所の
力関係とか役者の上下関係という面倒なものが
ないので、この頃よくキャスティングされるのかなーとか
思っちゃいました。
昔はね、もう少し同格な役者さんが複数出てて、
最後まで楽しめたと思うんだけど、この頃
主役のカップルだけ別格で、あとはそんなに
強い人がいないっていうのが多いような気がしました。
「白い巨塔」が受けたのは、わりと脇も同じような
格の役者さんが出てて、個性を放ってたからだと
思うんですよねー。